運 転 者

投稿

喜多川 泰

本の出会い

 初めてこの本を知ったのは、YouTubeの本要約動画でした。
昔から余り本を読む習慣がなく、50歳オーバーまで来ました。
(いがいに本を読む習慣がなくても、生きてこれます。)
何か惹かれるものが、あったのかとても面白そうな本の印象を受けました。

 

本の概要

 保険の営業職をしている主人公”岡田修一”は、社内でトップの営業成績ではないものの自分なりに精一杯の努力をしながら仕事をこなしていた。
 そこに突然の契約の解約。数にしておおよそ20件。契約の1年目は、契約金の一定割合の額が給料としてもらえるようになっている。しかし1年未満の解約は、返納しなければならなくなっている。
 解約の保険契約は、現時点で契約から10ヶ月。ほぼ給料のほとんどを返納しなければならない。
とてつもなくついていない
 そう思っている所へ、見知らぬ奇妙なタクシーとの出会い
そのタクシー運転手と主人公、主人公の家族。出会いが、つながりが、人を強くしていく
 そう感じさせられるストーリーに思いました。

 

上機嫌で

 主人公岡田修一は、新たな保険契約を取ろうと必死になっていた。しかし、そう易々と保険の契約は、取れない。
 奇妙なタクシー運転手が、何故かサポートをしてくれる。修一の運が良くなる方へ、良くなる方へと導こうとしてくれる。
 運は、上機嫌の人の所へやってくる
『上機嫌でいるという事は、楽しい事を期待するのではなく、起こることを楽しむと決める。という文面がありその通り、だと思いました。(^^ゞ
また、運が劇的に変わる時、そんな場が人生にはある
その運を捕まえられるアンテナの感度は上機嫌の時に最大になる
だから常に上機嫌でいなければならない。

 なんかこう言う言葉突き刺さります。僕も、機嫌が良い生き方を始めたのがここ1年ぐらいなので、僕の運の感度はやっと上向いて来た感じですね。!(^^)!

 

運の貯め方

 この本の中では、運は良い、悪いではなく運は貯める、使うで表現されています。
運の貯め方として、”誰かの幸せの為に自分の時間を使う”
してあげた事、してもらった事の差が運が貯まった、使ったと言う表現されています。

 本の中では、引っ越しを例に挙げていました。
 引っ越しを手伝った事に対し、夜ご飯に鰻をご馳走になったらどうか。
その事は、妥当な所なので運は貯まっても使ってもいない。
 では、お礼に20万円を頂くことになったら、これはしてもらった事の方が大きいので運を使った。
 では、何もお礼をしてもらえなかったとしたら、それは運が貯まった事になる。
僕も、なるべく運を貯める生き方をしていこうと思いました。でも貯めるだけでは無く使いたい!(^^)!

 

号泣ポイント

 僕、男ですが涙腺がゆるく直ぐ感動して泣いてしまいます。(>_<)
 主人公の家族のルーツをタクシー運転手から聞かされ自分は、物語の一部である事、
父、祖父、と続いて来た物語は、この先も続いていく。その物語の中のほんの一部を生きている事。
父の思い、祖父の思いそれぞれの思いを持ち人生を生きている事が分かり、修一も人生の目標が出来る。
 それぞれの抱く思いを読んでいるとき、実際の自分とは同じではないのだが、同じような思いで皆生きてきて、僕も現在生かされているのが分かったような気がします。
 本の内容と自分の人生が重なった時に、涙腺崩壊です。(>_<)

是非皆様にも心のデトックスをして頂きたく紹介させて頂きました。

ここまで読み進めて頂きありがとうございます。

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